個展ってどうやってるの??

6回目となる青柳美扇の世界を大阪・東京で開催いたしました。
今年はリーガロイヤルホテル大阪ギャラリーにてスタートしました。

大阪  リーガロイヤル大阪 (2022/10/11~16) 入場無料

東京  Polygon青山 (2022/11/17~20) 入場無料

 

個展は約1年間の準備期間をかけてTeamBISENという最高のメンバーで形にしていきます(/・ω・)/

 

今年は今までで一番作品点数も多く、会場も大きく、関わる人も多い、規模の大きな展覧会でした。

まずは時期を決めて、会場を選定します。

写真は表参道の東京会場

 

模型も作ってみて、シュミレーションもしたりしました。笑 (めっちゃ上手にできた)

 

会場が決まったら、何をどんな風に展示するか内容を考えていたものをさらにブラッシュアップしていきます。

あとは、ひたすら作品創作に向き合います。作品を書いて(1枚の作品ができるまでには、何枚も何枚も書いて、よい出来のものを選びます)ある程度溜まったら写真を撮ってさらに作品を選定していきます。

小作品制作風景 一心不乱に書いてしまうので、アトリエはいつもこんな感じです。

作品ができたら、東洋額装さん(10年以上お世話になっている額装店様)がアトリエに来てくれます。

 

作品を額装するため、1点1点、作品に合う服を選んであげるように生地や額を選んでいきます。

 

約120点分の額装。時間をかけて決めていきます。(色味や額の太さなどで雰囲気ががらりと変わるのでとても大切な作業です)

 

額装の打合せが完了したら、次は作品をスタジオで撮影していきます。

立体作品も含めてすべて撮影していきます。

 

撮影データができたら、図録の制作。構成を考えていきます(/・ω・)/

 

並行して、メタバース内でVRの作品を制作していきます。

 

個展会場のLEDビジョンで流すためのVR書道パフォーマンス映像も撮影していきます。

撮影:メタバース撮影技術者オレンジ

 

今年はVRに加えて、AR展示も(/・ω・)/!

搬入当日の朝は「ヤマヒロ会議」などラジオ2本に出演して、個展告知もします🌟(/・ω・)/

 

 

搬入の様子

作品やキャプションボードなど設置していきます

何もない状態からプロの技で美しく陳列されていく様子は素晴らしくため息が出ます(*´▽`*)

 

毎年、ワクワクドキドキで進める準備も、終盤になってくると、

やること多すぎ・・・もう間に合わないかも・・・・疲れすぎた・・・・ちゃんと開催できるか不安すぎる・・・・なんでこんなに規模を大きくしてしまったんだ・・・あと何日徹夜したら終わるんやろう・・・・(:_;)

と心身ともに、憔悴するほど疲れきっています。笑

 

でも、いざ個展が始まって、たくさんのお客様にご来場いただき嬉しいお言葉をいただくと、そんなにしんどかったことはすっかり忘れて、「嬉しい!書道やっててよかった~(*´▽`*)開催してほんとによかった(*´▽`*)!最高!絶対毎年やろう!(*´▽`*)」と思って、段々と規模を少しずつ大きくして6回目になりました。笑

今年のテーマは、私の大切にしている言葉。

特にポジティブな言葉を大切にしていて、書を通して言霊のパワーを伝えたいと思い、新作100点を創作し展示しました。毎年新しいことしたい!と思ってチャレンジして、昨年は情熱大陸でも放送された立体作品の美の鳳凰シリーズ、今年はメタバースでVR書道にチャレンジしました。

 

不安だった展覧会も、大阪・東京合わせて約2000人のお客様にお越しいただきました。遠方は青森や九州から駆けつけて下さり、感謝の気持ちでいっぱいです。

これからも私らしく、大好きな書道を楽しみながら、伝統と革新をモットーに書道の魅力を発信していきます(/・ω・)/

 

 

会場の様子↓

会場でのVR書道パフォーマンス

 


手塚治虫原作 テレビアニメ「どろろ」原画展示

 

たくさんのご来場ありがとうございました。

また、お力添えいただきました皆様にも心より御礼申し上げます。

 

これからも毎年開催したいと思っておりますので、

ぜひ機会がございましたらお気軽にお立ち寄りくださいね🌟

 

 

美扇